交換レンズ FUJINON-W f=105mm 1:5.6

滋賀県内のお宅で、押し入れに眠っていたカメラ関係のご整理に伺った際、他の機材とご一緒にお譲りいただいた大判用の交換レンズです。写真のとおり、黒い金属のレンズボードに取り付けられた状態で、専用のプラスチックケースとレンズキャップも一緒にお持ちいただきました。ケースは表面に細かなスレや汚れが目立ち、正直に申し上げると見た目はかなり地味で、カメラに詳しくない方だと何の部品か分からず処分されてしまいがちな品物です。ただ、こうした大判レンズは今もお探しの方がいらっしゃる分野で、お値段をお付けできることが多くあります。
大判交換レンズのお買取で、見ているポイント
銘板の文字と絞りリングの表示
前枠に「FUJINON・W 1:5.6」と刻まれており、焦点距離とF値が読み取れる状態です。ここが判別できるかどうかで査定の進み方が大きく変わります。写真では絞りリングの数字やシャッター速度の目盛りもはっきり残っており、文字が擦れて消えていないのは良い点です。
ガラス面のくもりとコーティング
前玉をのぞくと反射に色味が見えており、コーティングが生きている様子が確認できます。大判レンズはシャッターユニット内部にカビやくもりが出ていることがあるので、光を通して曇り・バルサム切れ・拭き傷の有無を必ず見ます。多少のくもりがあっても、それだけでお値段が消えるわけではありません。
シャッターの動きとレンズボードの状態
レンズだけでなく、シャッターのチャージと切れ方、絞り羽根の油染みも確認します。今回はレンズボードに付いたままの状態でしたが、ボードが付いていることでそのまま使える方もいらっしゃるため、外さずにそのままでお見せいただくほうが助かります。
よくいただくご質問
レンズを拭いたり磨いたりしてから見せたほうがいいですか
そのままでお見せください。カメラのレンズはコーティングが繊細で、乾いた布や家庭用の洗剤で拭くと細かい傷が入り、かえって評価が下がってしまうことがあります。ケースの汚れも査定の妨げにはなりません。
箱や説明書がなく、シャッターも動くか分かりません
箱や書類がなくても査定はできます。シャッターが切れない、絞りが渋いといった不具合があっても、部品取りや修理前提でお探しの方がいらっしゃる分野ですので、まずは現状のままご相談ください。動かない旨をそのままお伝えいただければ結構です。
査定について
査定はその場で業界の取引データを確認しながら進め、目の前で金額をお伝えします。いったん預かってあとから電話でご連絡する、といった進め方はいたしません。ご納得いただけない場合はお断りいただいて構いません。
査定料も出張料も無料です。拝見した結果、何もお買取に至らなかった場合でも料金は一切かかりません。交通費などのご請求もございません。
お電話に出るのは、代表の岡島か妻、査定員の田村のみです。折り返しのご連絡をしつこく差し上げたり、その後に営業のお電話をかけ続けることはありません。カメラ本体がなくレンズだけ、という状態でもご相談いただけます。


